子供神輿(みこし)
8月20日は姫城地区子供会の『子供神輿』が日当山温泉街を練り歩き、祭ばやしに合わせて「わっしょい!わっしょい!」のかけ声が響き渡りました。
今年も神輿や踊り連の子供たちと引率の父兄・役員が敷地内に入りきれないほどの賑わいで、踊るスペースがないくらいの人数に入居者そして職員は圧倒されつつも一緒に踊り、その熱気と歓声に祭り気分を満喫しながら子供たちに元気をもらいました。
猛暑の中、姫城地区子供会と関係者の皆さん、ありがとうございました。
敬老の日
『敬老の日』 の9月19日、入居者のみなさんの長寿を祝って、当法人から記念にバスタオルを贈呈しました。「ありがとうねぇ」「長生きしてよかった」と、とても喜んでいただきました。入居者の皆さん、これからも元気で健やかにお過ごし下さい。
※入居者の平均年齢:1号館(91歳)/2号館(87歳) 最高齢者:奥ハルヱ様(103歳)
隼人温泉病院 開院50周年
お陰様で医療法人松城会 隼人温泉病院は『開院50周年』を迎えました。
これもひとえに地域の皆様をはじめ、多くの方々のご支援とご協力の賜物と深く感謝申し上げます。
当院は先代理事長の岩城巌が1966年(昭和41年)開院後、病棟再編や増改築を経て、現在は地域包括ケア病棟を中心に“心と心のふれあい”を大切にした地域医療の充実を目指しています。
この度の開院50周年を新たな出発点として、スタッフ一同、これからも地域医療に貢献して参りますので、今後とも変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げます。
医療法人松城会 隼人温泉病院 理事長 岩城 政秋
買物散歩
11月15日は『買物散歩』に出かけました。ホームでは屋外レクリエーションの一環として、春と秋に買物を兼ねた散歩を行なっています。
当日は秋晴れの穏やかな天候に恵まれ、午前と午後の2回に分けて実施。ホームを出発して最初の目的地のスーパーマーケット(Aコープ:姫城店)に到着すると、店内で自分の好きなおやつを選んで小遣いから支払いました。女性入居者の皆さんにとっては久しぶりに主婦の感覚(昔とった杵柄)を取り戻し、目を輝かせて買物を楽しみました。思い思いにおやつを買ったあと、次の目的地の姫城中央公園まで散歩しながら移動して公園に到着後、休憩所で買ったおやつを食べながら談笑して過ごしました。
行楽シーズンはどこに行こうか?毎回迷ったり、入居者の高齢化に伴う介護度の重度化で、普段は歩行(移動)できる入居者も屋外では車椅子が必要だったり、バスで移動中に気分が悪くなったり、健康や体力面への心配がバスハイクを難しくしていましたが、こうした高齢化や健康面にとらわれない、柔軟かつ気軽に実践できる屋外活動として、これからも『買物散歩』を続けていきたいと思います。
インフルエンザ予防接種
今年もインフルエンザが流行する季節がやって来ました。毎年、流行時期や流行するタイプは異なりますが、今年は例年より流行が早く、厚生労働省は11月25日にインフルエンザの流行期に入ったと発表しました。これは昨年より一ヵ月も早く、今後の流行規模の拡大が予想されます。
ホームでは、職員が11月21~25日、入居者が11月28日にそれぞれ予防接種を受けましたが、安心は禁物です!
日常の手洗い・うがいの励行とマスク着用を基本とする不用の外出を避け、室内の乾燥を防ぐ対策が重要です。また、日常の食事(栄養バランス)と睡眠も大切です。
流向のピークが過ぎたあとも油断せず、十分注意しましょう。
ハロウィン2016
11月9日、当法人が運営する託児所「くれよん」の幼児6名と保育士5名が魔法使いに扮して、入居者との『ハロウィン交流』を楽しみました。
今年で4回目のハロウィン交流は、子供たちとふれ合う機会が少ない入居者にとって楽しみのひとつで、入居者は今年も子供たちに負けないくらいに仮装して、小さな手を愛おしく握りしめながら「むぞかねぇ(可愛いねぇ)」「今年も来てくれたのね」と目を細めながら歓迎しました。
託児所との世代間交流は、生きがいを失いがちな高齢者に活気を与え、子供たちもこうして高齢者と触れ合うことで老化や命の尊さを知り、支える術を自然と身に付け、活力ある高齢化社会と地域社会を実現できるかもしれません。
訪問してくれたご褒美にクッキーをプレゼントすると、みんな大喜び! 入居者のみなさんも可愛い魔法使いの魔法にかかって癒されました。
ゆうゆう写真館「どこにいるの?」
写真のどこかに“ある生き物”が写っています。その生き物とは一体何でしょう?よ~く見てみると…いました!落ち葉の上に一匹のチョウが止まっています。※写真中央
このチョウは『クロコノマチョウ』という蛾に近いジャノメチョウの仲間で、薄暮時に林や森の周辺を活発に飛び回り、花の蜜ではなく、樹液や熟した柿などの果汁を吸って成虫のまま越冬します。無事に冬を越せるといいですね。
【編集後記】
今年7月、岩手県岩泉町のグループホームで起きた水害を教訓に、防災計画見直しが行政指導で全国事業所一斉に行なわれた。水害は逃げ遅れやすい災害、更に高齢者は避難リスクが高いことが指摘されている。その対策は…訓練のための避難訓練にならないこと。そして、空振りを恐れない早目の避難しかない!
連日報道される高齢者の交通死亡事故…大半が「アクセルとブレーキを踏み間違えた」という単純な操作ミス。自動車免許の返納や認知症による取り消しなど“生活の足”が奪われかねないだけに理解が進まない。加速する高齢化社会は既にアクセル全開!もはやブレーキが効かない制御不能に陥っている。