霧島市健康福祉まつり
「あなたが主役! 広めよう健康づくりと支えあいの輪」をテーマに、市民の健康づくり と福祉の向上を目指す『第6回霧島市健康福祉まつり』が2月17日に開催されました。
国分シビックセンター1階フロアでは、身近な健康福祉の相談・展示コーナーが設け られ、グループホーム・小規模多機能ホーム・認知症デイサービスで組織する霧島市地 域密着型サービス事業者連合会も「まちかど介護相談所」のブースを設置し、利用者の作 品や各事業所の案内パンフレットを展示したほか、市民の皆さんに認知症を正しく理解 していただくための「たけちゃん一座」による認知症の介護劇(DVD)を上映しました。
霧島市民会館では、社会福祉功労者と健康づくり功労者の表彰や健康生きがいづくり 推進モデル事業の事例発表、そして、「心配停止から社会復帰した私の体験」と題して、当 法人(隼人温泉病院)の医師で、霧島心肺蘇生の会:副代表を務める市成浩太郎先生の救 命救急に関する講話がありました。循環器科医師でもあるご自身が心筋梗塞で心肺停止 状態に陥り、周囲の適切な心肺蘇生法による連携で一命を取り留め、後遺症もなく社会 復帰を果たした経緯とAEDや心肺蘇生法の活用による救命救急の重要性、家族の支え や関係者への感謝の気持ちなど、実体験に基づいた説得力のある講話でした。
介護予防記念講演は、「キラキラ輝く人生のために」と題して、人情味溢れるお茶の間 の明るいキャラクターでドラマ・映画・CМ・バラエティに活躍される女優のあき竹城 さんが65歳の現在も若者文化に積極的に参加し、生き生きと過ごしている半生を独特の 東北弁で会場を沸かせ、市民に笑いと共感を与えてくれました。
「8020運動」達成者表彰
去る2月17日に開催された「第6回 霧島市健康福祉まつり」において、『第7回 霧島市 8020運動』の達成者として、当ホーム入居者の秋郎さん(2号館)が表彰されました。
2月26日に訪問歯科診療でお世話になっている「かわひら歯科クリニック」の川平謙吾院 長から表彰状が贈られ、とても喜んでおられました。…おめでとうございます\(^o^)/ 『8020運動』とは、満80歳で20本以上の歯を残すことを目的に、1989年(平成元年) から厚生労働省や日本歯科医師会が推進する運動で、20本以上の歯があれば、食生活に ほぼ満足することができると言われています。また、20本以上の歯を持つ高齢者は、そ れ未満の人に比べて活動的で寝たきりになることも少ないなど、多くの報告がされてい ます。そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めて この運動が始まりました。
秋郎さん…これからも歯を大切にして、食事を美味しく召し上がって下さいね! (^皿^)b
※写真提供:かわひら歯科クリニック
ボランティア呈茶
2月17日、茶道裏千家淡交会(鹿児島青年部)の能勢忠宏さんほか11名の皆さんによる 呈茶が披露されました。今年で5回目の『ボランティア呈茶』は、本格的な茶道具を揃え たお点前が披露され、部員の佐藤直子さんが高校時代に茶道の指導を受けた元国分高校 教諭の岩切喜和子さんが「ゆうゆう」に入居されていたのがご縁で、毎年慰問していただ いています。普段はこうした茶道に接する機会が少ない入居者の皆さんですが、作法と しての手習いや“わびさび”の趣を心得てか、静かに抹茶を立てておられました。
呈茶も一段落して、昼食はみんなでカレーライスを食べながら、「あんたはどこから来 たの?」「着物が似合って美人だ! 」「よかニセ(美男子)だねぇ~」と楽しく談笑し、いつの 間にか緊張感もほぐれて交流の輪が広がりました。裏千家淡交会の皆さんの和のおもて なしに心から御礼申し上げます。…ありがとうございました。
県下一周駅伝
早春の薩摩・大隅路を駆け抜ける『第60回鹿児島県下一周市郡対抗駅 伝競走大会』が2月16日~20日に行なわれ、県内12地区の代表252選手 が出場し、全53区間588.6kmで健脚を競いました。
毎年恒例のゆうゆう応援団は、大会3日目(18日:野田~日当山区間 122.6km)ゴール地点の沿道に特設応援席を準備して声援を送りました。 今年は60周年記念大会なので、「祝還暦県下一周駅伝」の横断幕を作っ て応援し、郷土の期待と誇りを胸にゴールする選手たちに「頑張れ! 」 を連呼しながら身を乗り出して小旗を振り、惜しみない拍手で労をねぎらいました。
この日は、地元の姶良チームがダントツの力走で日間優勝を果たしたほか、5日間の 累計タイムで見事総合優勝に輝きました。…おめでとうございます\(^0^)/
午踊り(慰問)と交流会(グループホームとうりんじハウス)
五穀豊穣、家内安全、畜産奨励、厄払いを祈願する隼人町の伝統行事『初午祭』が3月 3日に開催されるのを前に、日当山中学校(昭和63年卒)厄払実行委員会の午踊り慰問が 2月23日にありました。今回の踊り連には、当法人の岩城政秋理事長も参加しての慰問 となり、可愛らしいポニーに近寄って手綱を握ったり、踊り連の厄男衆と談笑したりし ての例年にない盛り上がりで、ホームに一足先に春が来ました。\(*^o^*)/
この日は、グループホームとうりんじハウスの入居者9名と萩原幸子さん(管理者)ほ か職員6名との交流会も兼ねて一緒に見物したほか、「御幸札」を頂くにあたり、1号館 の美知子さんがホームを代表して「花」を手渡しました。
こうして郷土の伝統行事を身近に接し、人馬一体の踊りを心ゆくまで堪能しました。 岩城理事長ほか踊り連の皆さん、ありがとうございました。m(_ _)m
【編集後記】
2月8日に発生した長崎市のグループホーム火災で入居者4名の尊い命が奪われた。ま たか!…と思ったと同時に 対岸の火事ではない身近な教訓として防災意識や防火対策強 化を再認識できるか?利用者の命と生活を守る事業所ならびに職員の資質が問われる。 犠牲者のご冥福を心からお祈り申し上げます…合掌