■老年看護学実習:仁心看護専門学校
7月29日(月)~8月1日(木)の 4日間、仁心看護専門学校より4名の看護師の卵 たちが実習に来られました。実習受け入れ施設では、普段学校で学んでいる専門的 知識を実践したり、机上だけでは理解できない事を学習・体験する場でもあります。 今回は、グループホームで生活する認知症高齢者と接しながら、身体的・心理的・ 社会的側面 から入居者の方々はどのような介護・サポートを受けて過ごされている か、グループホームは地域でどのような役割を担っているのか等を中心に学習して もらいました。入居者の方々も、若い元気な実習生との関わりに「学生さん達と一 緒に活動をすると、気持ちが若くなります。また実習に来て私たちに元気をくださ いね。」と声をかけられていました。入居者の方々からみた実習生は、ご自分の 孫・曾孫のように可愛く見えるのでしょうね。実習生の『一つでも多くの事を学び たい』という気持ちで入居者と関わっている姿をみていると、私たち職員一同も入 社当時の初心・基本を忘れてはならないと改めて思いました。ゆうゆうに実習に来 られた学生が、立派な看護師になる事を心より楽しみにしております。
■ 日当山夏祭り 花火観賞
8月3日の午後9時頃に、施設玄関より日当山夏祭りの花火観賞を行いました。実は ゆうゆう、日当山夏祭りの花火がきれいに観える場所にあるのです。この特等席で、 夏の風物詩である花火を観賞していただきました。ドン!ドン!と打ちあがる花火 を眺め、入居者より「いや~見事な花火が上がりますね。しかもこんな間近で観れ るなんて最高です。」と言われながら見入っていました。
■ そうめん流し
7月18日に、ゆうゆう玄関にて『そうめん流し』を実施しました。ちなみにゆうゆ うでは、毎年実施しており恒例行事となっています。今年は梅雨が長引いたため雨 を心配していましたが、案の定、当日は降ったり止んだりの不安定な天候。しかし、 職員・入居者の思いが通じたのか、徐々に雨は止み、昼には晴天となりました。そ うめん流し機にそうめんを入れ、くるくる回るそうめんを目で追い笑顔で楽しまれ ながらすくっていました。入居者の方々より「夏はやっぱり、1回はそうめんを食 べんとね。食べやすいから、夏バテで食欲がない時はまたそうめんを出してくださ いね。」との言葉をいただきました。
■ゆうゆうの日常 ~アニマルセラピスト~
ゆうゆうでは、2匹の猫を飼っています。名前は『チャチャ』と『ゆう』です。13 年程前に、当時の職員が捨てられていた2匹(当時は生後間もない赤ちゃん)を連 れてきたのが始まりでした。小さいころから入居者と一緒に過ごし成長してきたの で、ビックリするくらい人懐っこいです。おそらく自分の事を人間だと思っている のでしょうね。その2匹の猫がいると、『チャチャ~』『ゆうちゃ~ん』と、入居 者の方々から黄色い?声援が聞こえてきます。まさにアイドル状態です。初めて見 る方は、同時に2匹を見ないと見分けがつかないとよく言われますが、それぞれ特徴 があって普段見慣れている職員は一目で区別がつくようです。是非、ゆうゆうにお 立ち寄りの際は見比べてみて下さい。
【編集後記】
今年も暑い夏が到来しております。世間では 30°C半ばあたりで は驚かなくなってきているような感じが します。施設の中は冷房が効いていま すが、これが油断 禁物なのです。適度な水分・栄養を摂っていかないと、高 齢 者の身体はすぐに脱水をはじめ体調を崩してしまいます。 入居者が元気に夏を 過ごせるように頑張って参ります。