病棟のご案内
当院は、1病棟、2病棟、3病棟の3つの病棟に分かれています。
- 療養病棟(1病棟)
- 病状が比較的安定し医療必要性の高い患者様が入院されています。
- 地域包括ケア病棟(2病棟)
- 急性期治療を終了し、病状が安定した患者様に対して、在宅や介護施設への復帰に向けた医療を行う病棟です。
- 回復期リハビリテーション病棟(3病棟)
- リハビリの必要性の高い急性疾患の患者様が入院されています。
療養病棟(1病棟) 49床
入院基本料 20:1
病状が比較的安定し医療必要性の高い患者様が入院されています。
主治医、看護、介護、理学療法士、地域連携室のスタッフが参加しての、患者様全員のカンファレンスを定期的に行い 、スタッフ間の病状把握を行っています。また、退院の際には主治医、看護師、地域連携室スタッフが患者様やご家族と退院後のフォローについて、医療、介護両面から話し合い安心してお帰り頂けるよう努めております。
地域包括ケア病棟(2病棟) 52床
地域包括ケア病棟入院基本料 13:1
急性期治療を終了し、すぐに在宅や施設へ移行するには不安がある患者様に対し、在宅復帰に向けて医療管理、診療、看護、リハビリテーションを行うことを目的とした病床です。入院の対象となる患者様は、入院治療により状態は改善したが、もう少し経過観察が必要な方、入院治療により病状が安定し、在宅復帰に向けてリハビリテーションが必要な方、在宅での生活に向けて調整・準備が必要な方等です。入室期間は患者様の状態により変動しますが、60日を限度としております。
在宅復帰をスムーズに行うために、医師、看護師、リハビリスタッフ、在宅復帰支援担当者等が協力して、効率的に患者様のリハビリや在宅復帰支援を行っていきます。
総括担当医 市成 浩太郎
回復期リハビリテーション病棟(3病棟) 24床
回復期リハビリテーション入院基本料 13:1
リハビリの必要性の高い急性疾患の患者様が入院されています。
回復期リハビリテーション病棟とはリハビリを専門とする病棟です。脳血管疾患または大腿骨頚部骨折などの患者様に対して、日常生活能力の向上による寝たきりの防止と家庭復帰を目的としたリハビリテーションプログラムを医師、看護師、理学療法士、作業療法士、ソーシャルワーカーなどが共同して作成し、これに基づくリハビリテーションを集中的に行うための病棟です。従来の訓練室での機能訓練のみではなく、退院後の自宅でのより質の高い生活の構築のために、病室や病棟での活動性の向上を目指したリハビリテーションを実施しております。
入院の対象となる患者様
入院の対象となる患者様 | 発症又は術後 |
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脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症又は手術後、義肢装着訓練を要する状態 | 2ヵ月以内 |
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頸髄損傷、頭部外傷を含む多部位外傷の発症又は手術後 | 2ヵ月以内 |
大腿骨、骨盤、脊髄、股関節もしくは膝関節の骨折、又は2肢以上の多発骨折の発症又は手術後 | 2ヵ月以内 |
外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は発症後 | 2ヵ月以内 |
大腿骨、骨盤、脊髄、股関節又は膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後 | 1ヵ月以内 |
股関節又は膝関節の置換術後の状態 | 1ヵ月以内 |
入院期間について
対象となる疾患により入院日から、60日から180日間入院の上限日数が定められております。経過が良好な方は早く退院できますし、その期間で終了しない方は、長期療養が出来る病院や老人保健施設等をご紹介させていただきます。